プリキュア映画と東日本大震災
※プリキュアとは、女児向けテレビアニメです
プリキュアに親子でハマって9ヶ月。
毎日曜朝はテレビの前で、前田健氏振付のダンスをマスターすべく
ドスドス踊っております=333
日曜日、4歳の娘と私は 現在公開中
「映画プリキュアオールスターズDX3 未来にとどけ!世界をつなぐ☆虹色 の花」
朝9:20の回へ お友達と張り切って観にいった。
昨秋も、プリキュア映画を観たけれど
「テレビのほうがおもしろーい」というのが正直な感想だったので
今回も、ずぇんずぇん期待していなかった。
けれど。
だけど。
されど。
どっこい。
感動した!!!
この映画はもちろん東日本大震災の前に製作されているにもかかわらず、
私は3/11以降テレビで観る光景と、プリキュア映画に出てくる場面の数々がリンクし、驚いた。
【震災】壊滅してしまった街並みと津波で一面海になった現実
【映画】悪者で滅ぼされた街並みと海の上で足場が悪く戦うプリキュアたち
【震災】ヘリコプターで鳥瞰の街並みが映し出される現実と
【映画】何度も劇中で出てくる鳥瞰から観る平和な山や海
そして、台詞も。
映画を観る2日前にテレビ「金スマ」で尾木直樹氏(尾木ママ)特集を観たのだが
番組内で今回の大震災を踏まえて尾木ママがある学校で「人間・生きる・命」という特別授業をしていた。
そこでは、数十年前亡くなった教え子に親友が書いた『お別れの言葉』の手紙について尾木ママが
「亡くなった友人と、生きている者とは、心の中で繋がっているのです。
相手を思い、相手の分まで生きよう、と思うのが「つながる」ということ」
のような内容の講義をなさっていた。
プリキュア映画でも、
プリキュアと妖精(ペット)が離れ離れになってもう今後二度と会えなくなってしまう!でも戦わなくちゃ!というシーンで
「もう会えなくても、心の中ではいつでも会える!
私達は、今できることを、しなければ!」的なことを言っていて、
わたしは 尾木ママの言葉とカブってしまい
早朝の映画館で涙が止まらなかった。
やるな〜。
こども映画とバカにできません。
どうぞ、大人の方にもおススメ!
でも大人はプリズムスター・ミラクルライトはもらえないけどね〜!
↑
このミラクルライトは、劇中、観客参加型で
「みんな、プリキュアにちからを〜!ライトを照らして〜!」というと
純粋に一生懸命、ライトを振るこどもたち。これも感動です。
ちなみに、昨夏のプリキュアショーでも、劇中
「みんな、プリキュアにちからを!声を出して応援して!」
という場面があり、千人くらいのこどもの声で
「がんばれぇ〜〜〜〜〜」
と会場中が大声で応援するんだけど、
わたしはそこで、もう、理性が利かず、涙が洪水のように流れ、
(もう、それ以上言わないでぇ〜!涙が止まらん〜!)
と、1人でアップアップしておりました。
純粋無垢なエネルギーがバシバシ、な感じで。
なんでこんな涙腺弱くなったんだか。
人のお葬式で「泣き屋」というバイトがあれば、やるんだけど。