姉の結婚

1月吉日。姉が結婚した。

バリバリのキャリアウーマンで

わたしも、(おそらく)本人も結婚しない(できない)と思っていた。

家族でも、1人を除いては、そう思っていた。

1人。

母である。

今回のご縁は、母の執念の成果である。



昨年8月にお見合いし、2回目(?)のデートでプロポーズ、4回目のデートで結婚を決め、11月に同棲、12月に入籍、1月に結婚式、という
すさまじいスピード婚だ。


よかったね。


よかったね!ほんとうに!!!


仕事バリバリの彼女は、母の仕組むお見合いが、ほとほと嫌だったらしい。


「お姉ちゃんは、一生結婚しないし、一生こどももいらない!」と
強がっていたけれど、今回のお相手のときには、初めて「どんな人と会えるかな」と楽しむ気持ちで挑んだらしい。

それに、強がっていたわりに、
やっぱり女性です。
結婚や披露宴に夢をたくさんお持ちだったようで、新居や披露宴の準備から式にいたるまで、それはそれはお幸せそうなお顔でした。



披露宴終盤、司会の方が父にインタビューをしたら、涙声で

「こんな日が、来ると思っていなかった」

と諦めの境地にいた親ならではの、安堵感たっぷりのコメントに、じーんときた。


やれやれ、である。


結婚10年目を迎える妹からひとことモノ申す。


結婚は、通過点ですからね〜

す・え・な・が・く!お幸せに〜