今年の事件簿 その1

もーいーくつねーるーとぉぉぉお〜

今年もあと1週間!!!

「1週間て、すぐくるよねぇ〜」

と、4歳の娘が母の真似をして言う。

人生4年の君でも、そう思うかね。

人生4年…。

これまでたいした病気も怪我もしたこともない彼女に、今年は私は2度驚かされた。



まず 事件簿その1



さわやかな初夏だった、そう、今年の6月頃。

なんとなーく。息がくさい。年寄りでもない、4歳の娘の。

ん〜〜〜?歯磨きが、足りなくて歯茎からにおってるのかなぁ?
歯磨きを強化しても、やはりにおう。



今度は、おやおや?寝ていて、口を閉じているのに、
天使のようなお顔の鼻からの寝息が臭い?!

なんで?!

???




異臭に気づき、1週間ほど。

異臭と比例して、彼女の目も日を追うごとに細くなる。

ん〜〜?蓄膿(ちくのう)かな?

鼻の穴を覗くも、暗くてよくわからない。

彼女の目が、ふだんの1/3くらいになったある日、こりゃまずい、と

耳鼻科へ行ってみることに。





ふだん、病院をほとんど知らない臆病者の彼女は、
「何するの?」「痛くない?」を繰り返し、不安で涙目。
ついつい、「おりこうにがんばったら、いいもの、買ってあげるから」
と私。



いざ先生の前へ座る。



ドクター「どうしました?」

私「鼻がにおうんです。蓄膿でしょうか?」

ドクター「見てみましょうねぇ」

頭についているライトで鼻の奥を照らし

ピンセットを片手に、ドクターが

「なんか ありますねぇ〜」




すぽーん。



なんか、取れたぞ?




これだ。


たぶん、何かの付録の部品と思われる。1cmはある。

これが、蓋になって、鼻の奥が腐りかけていたのだ。

かろうじて、穴が開いていたから、息はできたらしい。



なんで?

いつ?

自分で?



本人は、痛くも臭くもなかったらしい。


すっきりした彼女は、抜けた瞬間

「ママ、なんかいいもの、買ってね〜」

だって。

すかさず、ドクターが

「自分が悪いんでしょ〜」

と、突っ込んでくださった。



1週間か、10日くらい、いれっぱなしだった。


この話をホウボウで話していたら

ティッシュをつめっぱなしで何ヶ月も過ごしていた少年」の話を聞き、においが強烈だったらしい。


げにおそろしや。こどもって。


その2へ続く。。。